なぜこれがPart 5で最も一般的な間違いの一つなのか
ベトナム語には動詞の時制変化がないため、英語に移行する際、学習者は具体的な文法上の手がかりではなく、文が「しっくりくる」という感覚に基づいて時制を選びがちです。現在完了形(have/has + 過去分詞)と過去形(V-edまたは不規則動詞)は、どちらも過去に起こった行動を表すため、Part 5で最も混乱を招く時制のペアです。本当の違いは、その行動が現在と関連しているかどうかです。そしてETSは、あなたが推測ではなく論理でこれを判断できるよう、文中に時間を示すキーワードをほぼ必ず仕込んでいます。
問題は、多くの人が文法を「現在完了形は時間未定の行動や現在まで続く行動を表す」といった公式を暗記するだけで、キーワードを認識する反射神経を鍛えていないことです。その結果、試験会場で数秒の妨害に遭うと、理論をすべて忘れ、直感で選んでしまいます。
時制を決定するのは時間を示す語句であり、文の意味ではない
正しい答えを選ぶ最も速く安定した方法は、文の意味を訳して「この行動はまだ現在に影響しているか」と自問することではありません。この方法は主観的な感覚に依存し、非常に間違いやすいです。代わりに、4つの選択肢を見る前に、文中の時間を示すキーワードを探しましょう。
過去形を示すキーワードのグループ(過去の特定の時点、行動が完全に終了していること):
- yesterday, last week / last month / last year
- in + 特定の年 (in 2023), ago, when + 過去の節
現在完了形を示すキーワードのグループ(特定の時点を述べない、または現在までの期間を強調する):
- since + 時点, for + 期間, so far, over/in the past + 期間, up to now
The accounting team submitted the quarterly report three days ago.
訳:経理チームは3日前に四半期報告書を提出しました。
上記の文では、「three days ago」は終了した特定の時点です。「has submitted」は、日本語の意味が「提出した」であっても使用できません。
Have/Has + 過去分詞:ETSが残存する結果を強調したいとき
Part 5で現在完了形が登場するのは主に2つの状況です。文が特定の時点を述べない場合(単に「~したことがある」または「~したことがない」と言う場合)、または「since/for」が伴い、現在まで続く期間を示す場合です。共通しているのは、その行動の結果が話している時点でも有効であるということです。
The company has used the same supplier for over a decade.
訳:その会社は10年以上にわたり同じサプライヤーを利用しています。
この文は「利用してやめた」と言っているのではなく、協力関係がまだ続いていることを示しています。「for over a decade」は現在完了形を示す最も明確な手がかりです。もしETSが終了した時点について尋ねたいのであれば、文は「The company used the supplier until 2015」となり、その場合は過去形が正しいでしょう。
落とし穴:「already」、「just」、「recently」は両方の時制で現れる
これは、「already/justは常に現在完了形と一緒だ」と丸暗記している多くの人が不当に減点される部分です。非公式な会話ではその通りですが、TOEICの文は通常、社内メール、内部通知、会議議事録など、フォーマルな文体です。そしてETSは、文の後に具体的な時間を示す語句が伴う場合、「already」や「recently」を過去形と組み合わせることがあります。
実際のルール:すぐに「already/just/recently」を見て時制を決定しないでください。文全体を読んで、他に具体的な時間を示す語句がないか確認してください。もしあれば、その語句が根拠となり、副詞ではありません。
実際のPart 5問題への適用
問題1. The IT department ______ the server since last Monday, so the connection issue should be resolved by now.
- (A) upgrade
- (B) upgraded


