リスニングの模試を見直すとき、いちばん悔しいのは聞き逃した問題ではありません。完璧に聞き取れたのに、書き間違えた問題です。IELTSリスニングではスペルも聞き取りと同じくらい重要です。40問はそれぞれ1点で、スペルミス、複数形の書き忘れ、語数オーバーの答えは、音声にきちんとついていけていても0点になります。
この記事では、静かに点を奪う小さなミスと、バンドに響く前に見つけるための短い手順を紹介します。
正しく聞き取れても0点になる理由
正解表は答えの形に厳格です。正解が「timetables」なのに「timetable」と書くと、通常は不正解になります。問題文がNO MORE THAN TWO WORDSなのに3語書くと、3語とも音声で話されていても不正解です。
聞き取り以外に、次の3点が見られます。
- スペル。 英国式と米国式のどちらも認められます(colour と color)が、一貫して書き、どちらかの綴りとして正しい必要があります。
- 答えの文法。 単数か複数か、文の空所に合っているか。
- 語数制限。 制限より少ない語数は可、多い語数は不可です。
何度も出てくるスペルミス
失点の大半は、ごく限られた単語に集中します。フォーム記入やノート記入の問題にほぼ必ず出てくるので、意識的に覚えましょう。
重なる文字。 Accommodation、committee、recommend、address、necessary。accommodation の「m」や address の「s」を1つしか書かない人が多くいます。
発音しない文字や入れ替わりやすい文字。 Wednesday、February、library、government、environment。environment と government の「n」は抜けやすい文字です。
リスニングによく出る場所やトピックの単語。 Part 1と2は日常場面が中心なので、reservation、membership、receipt、insurance、vehicle、museum、timetable、excursion を想定しておきましょう。
おすすめの習慣は、模試のあとにスペルミスした単語をリストに写し、翌日に記憶だけで5回ずつ書くことです。この方法で15語覚えれば、スペルのリスクの大半は消えます。
人名とアルファベットの綴り
Part 1では、話し手が姓や通りの名前を1文字ずつ綴る場面がよくあります。ここでアルファベットが壁になります。多くの学習者が聞き分けにくいのは、AとE、GとJ、IとY、BとPです。名前を英語で声に出して読み、1文字ずつ書いて確認する練習をしましょう。
名前は大文字で書きます。大文字はどんな答えでも認められるので、大文字が必要か迷わずに済み、急いで書いても読みやすくなります。
重なる文字も読み上げられます。「double L」や「double E」と言うので聞き逃さないでください。「Helen」を「Hellen」と書けば1点を失います。
複数形の「s」の書き忘れ
早口では語尾の「s」がかすかにしか聞こえないため、複数形のミスは思った以上に痛手です。
The centre offers evening classes and weekend workshops.
訳:センターでは夜間クラスと週末ワークショップを提供しています。
メモが「Types of activities: evening ______ and weekend ______」なら、答えは複数形で、空所の前後の語がそれを示しています。書く前に空所の前後を読み、「単数名詞か複数名詞か」を自問し、そのあと語尾の音を聞きましょう。
リストの中の可算名詞も同じです。空所が「several」「two」「a variety of」のあとなら、複数形です。
数字、日付、時刻
数字は理解しやすい分、書き間違えやすいものです。書式を押さえておきましょう。
電話番号とコード。 数字で書き、1マスに1桁です。「double five」と言われたら55と書きます。自分で空白やハイフンを足さず、桁数も正確に写します。
日付。 3月14日は14 March でも March 14 でもよく、文字でも数字でも、明確なら認められます。月を文字で書く場合はスペルに注意してください。
時刻。 9.30 や 9:30 のような数字表記は認められます。a.m. か p.m. を問われていないか確認しましょう。
thirteenとthirty。 典型的な落とし穴です。thirteen は後ろの部分に、thirty は前の部分にアクセントが来ます。fifteen と fifty も同じ規則です。強く読まれる音節と、語尾の「teen」がはっきり発音されているかを聞き取りましょう。
金額と単位。 問題にすでに単位が印刷されている場合(たとえば「£」)、繰り返して書かないでください。空所に必要なものだけを書きます。
語数制限とハイフン
音声が始まる前に、各セクションの上にある指示を読みましょう。「ONE WORD ONLY」は、正解らしい語が2つ聞こえても1語だけです。「ONE WORD AND/OR A NUMBER」は、単語、数字、またはその両方が可能です。
ハイフンでつながれた語は1語と数えるので、well-known は1語です。数字で書いた数は単語ではなく数として扱われます。迷ったら、空所に合う短いほうの形を選びましょう。
問題用紙から写す
答えの語が問題文にすでに印刷されていて、綴りを合わせるだけの場合があります。問題用紙から正確に写してください。記憶から書き直したり、自分の文法の考えで形を変えたりしてはいけません。
Part 4は長めの学術的な講義で、キーワードが何度も話され、問題用紙にも印刷されていることがよくあります。答えには印刷されたスペルを使いましょう。
60秒の見直し手順
音声が終わると、答えを確認する短い時間があります。紙の試験ではマークシートへの転記時間が別にあり、コンピューター方式では画面上で確認します。次の手順で使いましょう。
- 空所を文の中で読む。 その語は文法的に合っていますか。
- 単数か複数か。 名詞の答えを一度ずつ見直します。
- 語数を数える。 制限と比べます。
- 自信のないスペルを確認する。 いちばん慣れた綴りで書きます。
- 数字を確認する。 桁の順序と桁数が正しいか。
すべての模試でこれを行い、本番までに自動化しましょう。
本番形式のテストで練習する
公式形式の教材なら何でも練習できます。Toeyは現在ウェブのみですが、Cambridge 14–16のReadingとListeningは無料で、採点は即時、回数制限もないため、失点の原因が聞き取りではなく書き方だったかがすぐ分かります。ただし、スペルをテストが代わりに教えてくれるわけではありません。自分用のミス一覧は自分で続けてください。
2026年10月30日に確認
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Frequently asked questions
IELTSリスニングではスペルは重要ですか?
はい。40問はそれぞれ1点で、正しい語を聞き取れてもスペルが違えば不正解です。英国式と米国式の綴りはどちらも認められますが、どちらかの綴りとして正しい必要があります。
IELTSリスニングで複数形のsを忘れると減点されますか?
通常は不正解になります。正解が複数形で単数形を書くと、たいてい誤答扱いです。書く前に空所の前後の語を読み、語尾の音を聞きましょう。
IELTSリスニングで数字や日付はどう書きますか?
電話番号やコードは数字で書き、桁数を正確に写し、double five は55と書きます。日付や時刻は、明確でスペルが正しければ数字でも文字でも構いません。
IELTSリスニングで語数制限を超えるとどうなりますか?
不正解になります。制限より少ない語数は可ですが、多い語数は不可です。well-known のようなハイフン語は1語と数えます。
IELTSリスニングの答えに大文字は使えますか?
はい。大文字はどんな答えでも認められるので、人名や綴られた語には安全な選択です。
Toey
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